橋本 |

小田急線賃貸不動産会社員が味わう　「花菜っ娘　房洋堂」　千葉土産

◇菜の花のような彼女◇

最近遠く離れた学生時代の友人に会う機会に恵まれています。３０年ほど、年賀状だけのやりとりでしたが、縁あって再会できました。待ち合わせ場所で出会った瞬間の感動と言ったら、表現のしようもありません。

久しぶりの再会にお互いあだ名が飛び出す、心地よさ。昔話や近況を聞きながら、彼女の顔に刻まれた皺を眺め、そして元気でいてくれて良かったと胸をなでおろす。

時計の針は残酷にもいつも以上に早く時を刻み、あっという間に別れの時間。

最後に彼女が手土産にと持たせてくれた千葉の銘菓が房洋堂の”花菜っ娘”です。優しい彼女の人柄がそのまま映し出されたようなパッケージ。それは「菜の花」でした。

中学時代、先生のいない教室。掃除の最中、馬鹿馬鹿しいような理由で同級生の女の子に「土下座しろ」と難癖をつけてきた不良の男の子がいました。周りの誰もが恐ろしさで何も出来ない中、泣きだしそうな女の子の前に両手を広げて立ちはだかり、不良の男の子に向かって「やめなさいよ！」と言ったのが、彼女です。

いつもニコニコと大らかな彼女が、不良の男の子に刃向かうなんて想像も出来なかったですし、そんな勇気をもっている彼女を心から尊敬しました。いじわるな男の子も彼女の勢いに負けて、そそくさと出て行ってしまいました。いまだに色あせない当時の記憶です。

ホイルに包まれた焼菓子は、開けるとぷわぁんと甘い香り。陽だまりのようなほっこりとした味がします。卵の黄身餡が彼女と過ごした思春期の思い出と重なり、懐かしさでいっぱいになりました。

しげとみ物件で過ごされている皆さんも、今まさに大切な友人とのかけがえのない時間を共有されているのでしょう。これからも皆さまによい住まいを提供していけたら、私たちも嬉しく思います。

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2015年10月16日 Category - お土産, 橋本 Comment : 0

◇すべてにこだわった塩ラーメン◇

最近、塩ラーメンに心躍る年頃になったせいか、このお店がお気に入りなんです。

その名も　「町田汁場　しおらーめん進化」。

駅から歩いて３分の駅前店へ行きました。（住所は町田市森野1-12-13 ワールドビル 2F）

看板を探すのが苦手なので、このお店は意外と分かりにくいです。私には…。ビルの２階にあります。

扉を開けた瞬間から、魚介のいい香りが漂います。

店内に貼られた説明により、だしへのこだわりが強く感じられます。こちらは、「しおらーめん（700円）」。

こちらは、駅前店限定の「鯵煮干しの塩そば（750円）」。煮干しのパンチが効いています。

いずれも魚介のだしがしっかりとれており旨味たっぷり。そうは言っても魚がどーんと全面に強調されているわけではなく、奥ゆかしく品のある味わい。鶏ガラとの相性がとてもいいのでしょう。塩はとげとげしくなく、まろやか。全体を通して”洗練”という言葉が似合います。

こちらは、「しお味玉らーめん（800円）」。初めて見たときは「ゆで卵！？」と怪しんだ卵。ナントこれも塩味なんです。しかも物凄く美味しい！　純粋に卵というものに感動できます。

卵かけご飯には、専用の塩だれがあり、これをかけて頂きます。

塩への並々ならぬこだわりが、随所にちりばめられた「進化」のラーメン。

これからもますます目が離せない、『進化』の一途をたどるのでしょうか・・・