不動産豆知識 -CFとフローリング-
賃貸物件情報に、CFと書かれたものをよく見かけるかと思いますが、CFってご存知でしょうか?
クッションフロア、と言えば、「ああ~、アレね!」と思われる方も多いのではないでしょうか。
CF=クッションフロア、これは、脱衣所やキッチンなど水回りの床に貼ってある、ビニール製の床材のことです。
比較的安価にリフォームできることもあり、居室部分に使われることもあります。
フローリングは生木、合板など、木材で貼られるため、暖かな木の温もりが好まれ、大変人気です。
CFとは違う木の質感が、上質な雰囲気を醸し出します。
お家賃のほうもそれが反映されたものになっていることも多いです。
しかし最近は、CFもフローリング調、大理石調、テラコッタ調、御影石調、など、オシャレな柄も多く、一概にフローリング>CFとは
言い切れない場合もございます。
例えば、フローリングの場合、新築なら別ですが、そうでない場合、前の入居者の方がつけた傷が多少残っていたとしても貼替されることは稀です。
CFの場合、貼替の頻度が高いため、比較的キレイな床でお住まいいただけます。
また、CFの場合、フローリングに比べ、音が響かず、階下の方とのトラブルを減らす役目も果たしてくれます。
生活音の問題は、皆さん、入居前は近隣の方が出す音を気にされますが、案外ご自身が出す音には関心が薄かったりします。
完全に音を消すというわけではありませんが、多少の効果はあります。
またビニール製のため、シミになりにくく、何かこぼしても、雑巾でさっとひと拭き、お手入れもラクです。
CFとフローリング、それぞれの良さを簡単にご説明させて頂きました。
お部屋探しの参考にして頂けたら、幸いです。